ジョン先生のお葬式に出席して来ました。

ジョン先生のお葬式は墓地にある教会で執り行われました。沢山の人が集まって、ジョンの思い出を語り合い笑いあり、涙あり。
棺の中のジョン先生は一ヶ月間保存されていたとは思えないほど綺麗で、手を触らせてもらったら冷たかったです。

 

葬儀の後、墓地に棺を埋める約2時間の間はリフレッシュメントと言いまして、参列した人たちが食事をしながらお喋りをするのですが、その間にこれからポアカラニにどのように貢献できるのかという事で何人かの人とお話ができました。久しぶりのお友達に会えて、実のある話がいっぱいできてよかったです。あってお話しした皆さんに感謝です。

 

帰りの飛行機の中で「アロハ*スピリット」(カミムラマリコ著)という本を読みました。
古代ハワイアンのスピリットをハワイ語をキーワードに解説する本です。その中で'Uhaneがとても大切な言葉として何度も出ていました。’Uhaneとは魂の事です。'Uhaneは自分の本質であり、宇宙へ繋がっているものであり、無限であり、常に正しい。そのようなことが書かれてありました。(多分この解釈であってると思うんだけど)
で、’Unaneはジョン先生が私のお教室につけてくれた名前なのです。Na Uhane O Hawaii Kuiki「ハワイアンキルトの魂」
ここで、初めて涙が出ました。飛行機の中で声を殺して泣きました。
ジョンとお別れしたことが悲しいのでなく、そういう名前をつけてもらえた事に今更ながら深く感謝と感動をして泣きました。
ジョンの訃報を聞いても、棺の中のジョンを見ても、泣くほど心が動かなかった私は相当な人でなしだと思っていたのですが。

私は自分が大した事ない人間だということを知っています。そんな私がハワイアンキルトを伝える者として何が出来るのかと、常々思っているのですが、ちょっとだけ勇気を出して前に行こうと思います。

 

写真はオアフセメタリー(墓地)でのもの。

 

日本のキルターさんたちがお金出し合ってお花を出しました。

 

お花は棺を埋めたところにしばらく飾られます。


最後の写真は、ホテルから頼んだタクシーがこんなだったというお話。おばちゃん二人が葬式に白いでっかいリムジンで乗り付けたという.....珍騒動。

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